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 ようやく重い腰を上げて書こうと思った次第です。まあ、読んでて楽しい文章ではないと思います。
シナリオ
 とりあえずよく話題に挙がるヒロインがどうだとかってことについては置いといて、ここではゲームの内容に絞って書こうと思います。ぶっちゃけて言ってしまうと好きになれるシナリオではなかったし、王道とはかけ離れたシナリオだったというのが正直な感想。以下、良かったところ、悪かったところを思いつくまま挙げていこうと思います。

・少なくとも序盤は王道RPGに感じられたし、これからの冒険が楽しみに感じられた。
 外の世界を知らずに育った主人公スレイが、ある日外の世界の人間アリーシャと出会うところから始まるというボーイミーツガールな幕開けは文句なしにこれぞ王道RPGって感じだし、使い古されていようともやはり好きなオープニング。そこから外の世界の現状を知り、親友とともに旅立ち、スレイにとっては初めて出会った自分と同じ人間であるアリーシャとの再会・交流を絡めつつ、いわゆる勇者的存在である導師になるという流れも良かったと思う。強いて言えば導師になる際の思い切りが良すぎるような気もするが、そこは以前から導師や、人と天族の共存する世界にあこがれを抱いていたスレイのバックボーンを考えれば理解できなくもないかなと感じた。その後導師としての力を徐々に覚醒させつつ、アリーシャとともに疫病の街を救うところまでは事前の宣伝通り王道シナリオだった。
 序盤は謎の暗殺組織な風の骨や、ドラゴンになってしまったアイゼンとの邂逅、エドナのためにも彼を元に戻す方法を探すという旅のもう一つの目的、謎の天族ザビーダなどこれからどうなっていくんだとワクワクさせてくれる要素もたくさん散りばめられていた。アリーシャといったん別れる部分も、不自然な従士契約(少なくとも自分はそう感じました)の反動設定を除けばこの時点ではそれぞれにすべきことがあるという意味で理解できなくもなかった。

・中盤以降とにかく主人公一行が妥協して殺してばかりというのが悪い意味でテイルズらしくないと感じた。
 枢機卿、ティアマット、アイゼン、ヘルダルフなど、この妥協の犠牲者を上げればキリがない。枢機卿に関しては「力及ばず殺すことしかできなかった」という事実を一行が重く受け止め、それ以降に活かすことができたはずなのでまだしも、その後紆余曲折あってヘルダルフすらも救いたいと言ったスレイが結局その手でヘルダルフを殺すというのも釈然としなかった。ティアマットはその場の流れで殺してしまうし、アイゼンに至っては彼を救う方法を探そうとエドナを旅に誘ったはずなのにその為の努力が全く見られないまま、ティアマット戦後にあたかもできることは全部やったうえでやはり殺すしかないと結論を出したように見える。しかもこれがメインシナリオでなくサブイベントで済まされるのだから全くお笑いである。
 ようはろくに彼らを救う手段も模索していないのに「殺すのも救い」という考え方に共感して結局は殺してしまうという答えを出す主人公というのが気に入らなかった。そういうどうしようもない状況をそれでも折れずになんとかしようとするのがテイルズオブシリーズの主人公なんじゃないのかと感じた

・回収されないままの伏線が多すぎる上、キャラの掘り下げが浅すぎる。
 北の大国、ザフゴット原野北の砦とその先のワールドマップの不自然な空白、ジークフリート、マルトランとヘルダルフの関係、サイモン、マオテラス、八天竜、アリーシャがマビノギオ遺跡にたどり着けた理由などなど、挙げればこれまたキリがないが回収されないままの伏線や、回収されたとしてもやり方が雑な伏線、ろくに掘り下げないせいでよくわからないキャラの背景が多すぎた。掘り下げが浅く雑なのでキャラが死ぬシーンでもついていけず置いてけぼりになってしまうこともしばしば。プレイヤーの想像や考察に任せるのと投げっぱなしにするのは違う。

・スレイとロゼは対立させるべきだと感じた。
 何も敵同士になれということでなく、綺麗ごとだろうがなんだろうが人間と天族みんなが幸せになれる未来を目指し、災禍の顕主すら救おうとするスレイと、どうしようもない悪は殺すべきだし、殺すことが救いになることもあると主張するロゼという対立構造を活かすべきだったのではという話。ところがスレイは最初の頃こそ殺すことに多少の抵抗を見せるものの、徐々にロゼやザビーダのやり方に傾倒していくし、旅の最後に出す答えも「殺す覚悟をする」というもの。結局スレイがロゼのやり方に対して一度も衝突することなく終始なあなあな態度をとっているので、後半はただ状況に流されているように見えたので残念。某錬金術漫画ではないがスレイには「殺さない覚悟」を貫いて欲しかった。
 エクシリアでミラに対するパーティメンバーの態度でも同じようなことを感じたが、中盤以降ロゼは無条件に正しいと他のメンバーが信じているようにも見えた。ロゼ自身正しいと信じているから殺しても穢れないというのは、人を殺すことに何の罪悪感もないと考えることもできるし、それならば罪悪感や迷いが彼女なりにあったほうが、シナリオのどこかでスレイとぶつかるなりいったん憑魔化してしまって神依対穢れた神依みたいな盛り上がる展開だって作れたのではないかと思う。彼女が何故迷わず悪と断じたものを殺せるかという部分に説得力が感じられなかった。

・マーリンドで別れて以降、導師一行がとにかくアリーシャに対してそっけない。
 そもそもライラが意見を曲げ、スレイがグレイブガント盆地の戦争に嫌々参加したのはアリーシャが人質に取られたからだったはず。盆地ではヘルダルフによって霊応力を封じられ、崖から川に落ちるという大変な目に遭ったのだから、ティンタジェル遺跡群で数日休むところまではまだ理解できる。だがその後一行がハイランドに戻る方法を模索するどころか、アリーシャを気遣うシーンすらほとんど見当たらないのが気になった。ましてやスレイはバルトロ達大臣連中がとても信用できるような連中でないというのを一度会って知っているにも関わらず(バルトロはスレイに対しアリーシャ共々潰すとまで宣言している)、約束を守ったのだからアリーシャは大丈夫だろうと安心しきっている節さえあった。
 それ以降、橋で再会した時も挨拶だけだし、サブイベントなどでは終始影から見てほぼ話しかけすらせず本人のいないところで話題にすることがほとんど、導師が政治に介入すべきではないとはいえ両国の会談への誘いは断るし、今生の別れになるかもしれないというのに何一つ伝えずにカムランへ向かうしで、正直スレイたちはグレイブガント盆地での戦いを境にアリーシャに対して無関心になったのかと思うほどだった。

・スケールが全体を通してちっぽけに感じる。
 大陸ひとつで終わる物語、大してシナリオ上重要な役割のなかったドラゴン、数百年前のロマンある古文書とかなのかと思ったら発行からたかが20年程度しか経っていなかった天遺見聞録、全ての穢れの根源なのかと思ったら別にそうでもなかった災禍の顕主など、発売前に期待していたような物語を壮大にしてくれそうだった要素がことごとくちっぽけなスケールで済まされてしまった感が残念過ぎる。天遺見聞録については地図が描かれた当時とは違っていると言っているのに、発行されてからの20年で大陸橋が作られたということはないようだし、大きな地殻変動があったという話もなかったのでそんなに変わっているのか甚だ疑問である。災禍の顕主にしてもヘルダルフがこの20年どういう活動をしてきたのかよくわからないし、飢饉などはともかく戦争を起こしているのはそもそも人間である。その上先代導師がたまたま彼に呪いをかけて災禍の顕主を生むきっかけを作ったわけだが、災禍の顕主は時代の節目ごとに現れその度導師がそれを鎮めてきたのではなかっただろうか。スケールが小さいだけでなくいろいろな設定が適当すぎると感じた。
 
 他にもシナリオ関連でつつくことはいくらでもありますが、まあこれぐらいで。エンディングに関してはわざわざプレイヤーに操作させてまでヘルダルフにトドメを刺すのも気に入らなかったし、エンドロールが終わったときの消化不良感に至ってはエクシリアよりもひどかったように思います。結局一言で済ませると好きになれなかったというだけの話なわけですが。


戦闘
 シナリオ同様こちらも序盤だけはギリギリバランスを保っていて楽しめました。ただ中盤を超えるあたりからとにかくバランスが大味になり、ボス戦は作業感と理不尽がどんどん大きくなっていったというのが正直な感想。以下色々と箇条書きで。

・せっかくの神依と通常状態の使い分けや三すくみのシステムを台無しにする要素
 まず三すくみと回避、神依のシステムについて。今回は内部で設定された回避値や敵とのレベル差などの要因で攻撃を確率で回避する(防御したのと同じことになる)仕組みが敵と味方両方にあることが攻略本によってわかっているが、このシステムによって終盤のボスには詠唱中に特技を当ててもそのまま詠唱完了されるということが頻発する。少なくとも最初の頃は敵の回避値やレベル差も大したことはないので、難易度ハード程度でも三すくみのシステムが機能しており、敵の天響術を神依を解いて特技で止める戦法が通用した。一部ボスの攻撃力が高く感じはしたものの、それでもペンドラゴに到着する辺りまでのボス戦は戦い方を工夫することでなんとか対処できるという印象だった。しかしある程度ゲームが進んだ辺り、もしくは高難易度の戦闘においては回避によって詠唱を止められない事態がとても多くなる上、敵のレベルやステータスがどんどんインフレしていく(高難易度だと経験値が減るのでなおひどい)ので、そもそも通常状態で特技を当てに行くのが非常にリスキーになる。おまけにスキルで攻撃判定がついたフロントステップや詠唱の短い術でも詠唱は止められるので、神依していても術は止められることもあり通常状態でいる利点はほぼないと言ってもいい。極め付けはおそらく神依化した時のステータスを安直に合算にしたため、それ前提で敵の各種数値も設定されており、通常状態のステータスではまともにダメージが通らないし、味方はボスの攻撃でワンパンされるという有り様……中盤以降の雑魚戦は神依を使って広範囲の上級術で術を使う敵を含めて焼き払い、ボス戦はダメージの通りの悪さと理不尽な回避・仰け反り時間軽減によって作業ゲーだったという印象。RPGで一番時間を使うであろう戦闘が作業に感じてしまうというのは大きなマイナス要素だと思う。

・デフレとインフレ
 前の項目で書いたが、とにかく中盤以降敵のステータスがどんどんインフレし、なおかつ味方のステータスはデフレ傾向にあると感じた。いつものテイルズならば終盤には少し頑張ってコンボを繋げば数万のダメージが叩き出せるようになっていたが、今回はスキルや弱点などを突き詰めていかないとちょっとやそっとじゃそのレベルのダメージは出ないようになっている。敵はワンパンレベルの攻撃を当たり前に出してくるのに、味方は2ケタ3ケタのカスダメしか出せないということも珍しくはないので、これも戦闘を作業に感じた一因だった。

・ハクスラや融合のシステムはやりがいがあった
 スキルの組み合わせや融合によるスキル変化の仕組みを模索したり、理想のスロットの武器を求めてハクスラするのはなかなか楽しめた(当の戦闘が全体通して面白ければもっとよかったが)。ただ、ドロップ率やダブルトリプルの仕組みなど、いわゆるライトユーザーにはとっつきづらい部分も多かったので、チュートリアルのチャットを次の街の宿屋まで発生しないようなものにせず、テンポよく動線をひいてくれればもっとよくなったのではないかと思う。あとは同じ装備品同士でないと融合自体できないので、なかなか装備品を入れ替えられないというのが、今回もシナリオに絡む伝説の剣的なものなどが登場しなかったことも含めてマイナス点に感じた。やりこみ要素としては割と好きな部類だったが、ただこれを理解しきっちり使いこなせないと戦闘がより理不尽に感じられるのではないかとも。


システム・その他
・森や洞窟、遺跡など(ほんの一部除く)のダンジョンがガワだけ変えた使いまわしの迷路・BGMばかりでつまらなかった。

・試練神殿だけはそれらしいギミックを解く要素があったが、それでも簡単すぎて考えたり工夫したりする余地がほとんどないようなものばかりだったのでまるで物足りなかった。ちなみに水の試練神殿のギミックは評判が悪いようだが、もっといやらしく作ってくれてもいいぐらいに感じた派。

・映像のジャギーが酷く、前作エクシリアよりも汚く感じたし、遠景のモブのカクつきなどは目に余るレベルだった。

・フィールドは一見広くなったようでいて、しかしよくよく考えると周りが崖ではなくなったというだけでエクシリアよりただ面積が大きくなっただけという印象。前述のジャギーの酷さも相まってマイナス点。

・エクシリア以上に入れない民家や建物。

・戦闘BGMは全体的にカッコよかった。

・かめにんとダークかめにんのイベントは思わず笑ってしまうぐらいは面白かった。

・発売後1週間で、しかも雑誌のフラゲ情報に釣られるがまま後日談DLC無料化を発表するという愚の骨頂としか言えない大失態には失笑した。その後長いこと沈黙してからのファミ通インタビューにおけるPの的外れな弁解には呆れたものである。根も葉もない声優の優遇疑惑だのヒロイン詐欺だのはどうでもいいので、ゲームとしてつまらないと感じた自分としてはもっと内容面の話が聞きたかった。

・最近ずっと思っていることだが、発売前にほとんどの術技が出てしまうというのはいい加減やめてほしい。

・発表から発売までのスパンが長すぎて間延びしていると感じた。開発期間はいいものを作るためなら多少長くなってもいいが、年末に発表したのだからその次の秋ぐらいには出してほしかった。情報量もうまい具合に抑えて発表から発売までは1年空けないでほしいところ。

 とこんなところでもうモチベーションも尽きたので無理矢理まとめに入ります。世間ではヒロインがどうだとか声優がどうだとか言われていたようですが、そんなことは先にも述べた通りどうでも良くて、単純にゲームとして好きになれず、最後まで楽しくプレイできなかったです。ぶっちゃけてしまえばDLC後日談も戦闘とダンジョンがつまらなさ過ぎてラスダンの途中で止まったままです。最近あまりテイルズの話題に触れていない気がしますが、自分は面白くないと感じたが周りの人たち(おもにツイッターのフォロワーさんですが)は必ずしもそうではないらしく、考察や好きなキャラの話をしてるのを見て温度差を感じたのも要因。


 最後に次回作ベルセリアについてですが、のっけから縦マルチという不安になる情報が出たきりろくに続報もなく、今度も発表から1年前後引っ張るのかなーと不安だけがあるという現状。願わくば心の底から面白いと思える作品になってほしいものです。


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63
物語のスケールが小さい
これには共感します
そもそも発表された時から物語の舞台が
「世界」ではなく「大陸」だということに
不安を覚えていましたが、テイルズなら大丈夫だろうと
すぐ安心してました
テイルズの主人公って世界を救うか世界の理を変えるか
というでかいことをしてきましたが
スレイは世界を救ったのかよくわからないラストでしたね
一応300年の歴史があるみたいですが
本編ではほとんどわからないのも世界背景の設定の雑さを
感じます
本当にこれはHやX2と同じ人が脚本したのが
いまでも疑問に思います
なんでも次の新作は「ミッドガンド聖道王国」らしいのですが大陸から一国にスケールダウン!??

65
最近は管理人さんテイルズに間して辛口が多く
以前のようなテイルズに対する情熱は
どこへいってしまったのですか?
最新作は買わないのですか?

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ツルギ

Author:ツルギ
おもにRPGのプレイ経過とか何とかをまったりと。最近はテイルズ少なめ。リンクは自由ですが貼って下さったら教えてやると喜びます。

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 エオルゼアを気ままに旅するナイトメインの冒険者。最近はアニマウェポンの作成中。
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